日々の祈り


2014年11月9日(日)の祈り


私たちを決して見捨てない神さま。


日曜日の礼拝がありました。

教会堂に足を運べた人もいれば、運べなかった人もいます。神さま、あなたはそのどちらの人も愛してくださっています。


教会は建物(教会堂)ではなく、

神さまに愛され、

イエス・キリストの教えに従い、

聖霊によって変えられていく人々の集まりです。


日本のその集まり=教会の中に、

セクシュアル・マイノリティの姿は、ほぼ、ありません。


日本の教会のリーダーシップの大半を占める

異性愛者、男性、結婚経験のある主任牧師の口から

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアルの人たちを祝福する言葉や

トランスジェンダーの存在に注意を向けるような言葉を聞くことは、

ほとんどありません。


レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーたちは、

社会でも教会でも、日常的に存在を無視されています。


日本の教会で、LGBTクリスチャンが

神さまに愛されていることを実感し、

みんなと共にイエス・キリストの教えに従い、

聖霊によって傷を癒され変えられたいと願っていても、


その愛を、癒しを、変革を、感じることができません。


しかし、神さま、

今、日本の教会がそのような共同体であっても、

イエス・キリストの眼差しはすべての人に向けられていると

私たちは信じます。


信じ続ける力を、希望を、どうかこの主の日に

日本にいる全てのLGBTクリスチャンたちにお与えください。

異性愛者の仲間たちと、もっとつながれる機会をお与えください。



私たちの救い主イエス・キリストの御名によって祈ります。



2014年11月7日(金)の祈り


わたしたちを愛してくださる神さま。


東北キリスト虹の会のウェブサイトができました。

発起人にこれを創りだす力を与えてくださって、ありがとうございます。

ここにいたるまで、約15年の月日が必要でした。


神さま、あなたは私たちにセクシュアリティという宝物をくださいました。

 

その宝物を嫌ったりさげすんだりする人たちが、キリスト教会の中にもいます。

LGBTは、自分自身ですら、あなたに与えられた宝物を肯定できない状態でもあります。


でも、神さま、あなたは知っています。

自分を偽る人生を送らざるをえないLGBTの痛み、苦しみ、涙を。

それでもなんとかがんばっているLGBTの汗と笑顔を。


東北の地、男が優先的にモノを言い、女は黙って彼らの顔を立てる文化の強い地域です。


男も女もトランスジェンダーも、性別を感じない人も、中間の性の人も、

みんなあなたがくださった同じ命を生きているのに。


みんなが同じ目線で、

みんなが安心して発言でき、

みんなの思いと存在が尊重される社会に、東北が変わっていけますように。


その変化を起こすために、東北キリスト虹の会にできることをこれから

たくさん教えてください。与えてください。


東北の状況と同じようなところにいる日本全国、世界中のLGBTのみんなが、

神さまに与えられた、たった一度の人生を、

その大切な生命を絶つことなく、最後まで笑顔で生きていけますように。


東北キリスト虹の会をどうか、すべての人の笑顔と幸せのために用いてください。


神さま、あなたは私たちの笑顔を望んでおられますよね!

 

まずは、この一歩を踏み出せた喜びと感謝をここに捧げます。


私たちの救い主イエス・キリストの御名によって祈ります。